ビジネススキルを磨くたっせい塾のブログ記事
2016 02/14 18:41
自己を修めようとする心があるからこそ、人を救おうとする心が生まれる(吉田松陰)。 ◇読んで思ったこと:自分が苦労することで人の苦労もわかるようになる。自分が目一杯努力していると、他人の努力や怠け心がよく見えてくる。 ◇引用元:近藤啓吾訳注「吉田松陰 講孟記」講談社学術文庫
2016 02/10 22:01
君子は外を飾るよりも内心を修め、内に省みてやましいところを持たず、心に恥じることもない(中庸)。 ◇読んで思ったこと:外見を気にするより内面を磨いたほうがよい。 ◇引用元:金谷治訳「大学・中庸」岩波文庫
2016 02/06 21:33
仕事よりも報いを求める心が先立つと、欲望が増長する。反対に自分がなすべきことをまず十分にやって、その報いを考えなければ、徳はおのずから積まれてくる(渋沢栄一)。 ◇読んで思ったこと:報いは行為の結果でしかない。何かを始めるときは、結果よりもまず行為を考え、行為を考えるときはまず動機や目的を考える。動機や目的がはっきりすれば、おのずと行...
2016 02/02 21:10
君子はまずわが身に徳を積んでからはじめて他人にもその徳を求め、まずわが身に不徳をなくしてからはじめて他人にもその不徳を非難する(大学)。 ◇読んで思ったこと:我が身を正すことに努力している人は、忙しくて他人を批評しているひまがない。人の悪口ばかり言っている人は、忙しくて自分を反省するひまがない。 ◇引用元:金谷治「大学」岩波文庫
2016 01/25 20:59
ただひたすら坐って思いの及ばないところを思っているのだ(道元) ◇読んで思ったこと:何もしなければ「知らないこと」の存在に気づかない。知らないのに「自分は知っている」と思うと成長がそこで止まってしまう。常に「知らないことがある」という意識をもって、知らないことを求め続けるのがよい。 ◇引用元:日本の名著「道元」中央公論社
2016 01/23 17:35
いかに近い道のりでも進まなければ行き着けず、いかに小事でも行わなければ完成しない(荀子)。 ◇読んで思ったこと:勇気をもって一歩踏み出してみよう。やってみなくては何も起こらない。 ◇引用元:金谷治「荀子」岩波文庫
2016 01/22 15:39
満足することを知るものは、外界の利益にひかれて自分で心をわずらわせることがない。悠々自適の境地をわきまえたものは、何かを失ってもびくともしない。内面の修業がゆきとどいたものは、地位がなくても恥じることがない(荘子)。 ◇読んで思ったこと:人と自分を比較しているうちは、心を煩わせ、失うことを恐れ、地位のないことを嘆く。自分と自分を比較す...
2016 01/21 18:55
これを成し遂げようと思いながらできないものと、禁じていないのにしないものとの区別を考えなければならない(吉田松陰)。 ◇読んで思ったこと:自分で「やろう」と思えばできること。だれも止めはしない。 ◇引用元:近藤啓吾「講孟記」講談社学術文庫
2016 01/20 09:40
人を心服させようという下心で、いくら善いことをしたとて、本当に人を心服させることはできない(孟子)。 ◇読んで思ったこと:見返りを求めているうちはうまくいかない。見返りを忘れて、開き直ったときに案外うまくいくものだ。 ◇引用元:金谷治「孟子」岩波文庫
2016 01/19 16:51
人間の通有性として、衣食が十分でぶらぶら怠けていて何らの教育をうけないと、ほとんどとりやけものとたいして違わないものだ(孟子)。 ◇読んで思ったこと:不足を感じる環境に身を置くようにして努力する。 ◇引用元:金谷治「孟子」岩波文庫