ビジネススキルを磨くたっせい塾のブログ記事
2017 04/11 22:01
権限があるからといってそれをふるったらうまくいくかというとそうではない。民主主義の社会では権限はできるだけふるわないほうが良い。話し合いが望ましい。罰則で人を脅すという発想はとるべきではない(後藤田正晴)。 ◇読んで思ったこと:戦力を育てるときは、権限に頼るのではなく、本人の自主性を待つようにする。本人が自主性を発揮できるような環境を...
2017 04/10 22:43
批判のないところにいい運営は期待できない。だから広く批判や意見は聞くべし(後藤田正晴)。 ◇読んで思ったこと:本当にそうかと自分に問い直して、思い込みやとらわれのカベを打ち破る。人からの批判や意見は、客観的に自分を見ることで取り入れやすくなる。 ◇引用元:後藤田正晴「情と理」講談社
2016 06/13 21:58
夢の実現は、一歩一歩の地道な努力から生まれる。努力をしないで大きな夢だけを描いていたのでは、いつまでも単なる夢にとどまる(稲盛和夫)。 ◇読んで思ったこと:行動してみると、自分の不足に気づいて、努力して乗り越えようとする。努力を重ねることで、夢の実現が近づいてくる。 ◇引用元:稲盛和夫「心を高める、経営を伸ばす」PHP研究所
2016 06/06 20:57
その時点では自分に不運だと思えたものが長い目で見ると非常に幸運だったということがある。人生は長いスパンでみなければ、その真の姿はわからない(稲盛和夫)。 ◇読んで思ったこと:振り返ってみると、あのとき投げ出さず頑張っておいてよかったな、ということがたくさんある。 ◇引用元:稲盛和夫「心を高める、経営を伸ばす」PHP研究所
2016 05/10 23:08
人生の境遇はさまざまあるといっても、順境・逆境の二つ以外ではない。小人は順境にあって驕り、逆境にあって悲しむ。君子は順境にあっては物事を成し遂げ、逆境にあっては自分の徳を養う(熊沢蕃山)。 ◇読んで思ったこと:苦しいときに何をするかを見れば、その人の素養がわかる。人生の下り坂で我慢し、準備に励む人は大物だ。下り坂の後は、必ず上り坂がや...
2016 05/04 09:23
万事を控えめにしてつつしんでおれば目的は達せられるが、多くを貪ると迷うことになる。 ◇読んで思ったこと:多くを求めると、道筋をしぼりこめないから、ゴールにたどり着けない。 ◇引用元:金谷治訳注「老子」講談社学術文庫
2016 04/27 22:38
学問をするには自己を反省することが大切である。もしもっぱらに人を責めていると、人の善くないところだけが見えて自分の欠点は見えないものである。反対にもし自己をよく反省すると、自分に多くの至らぬ点のあることが見えてくるので、どうして人を責めている暇などあろう(伝習録)。 ◇読んで思ったこと:人を責めたり悪口を言うことに時間を使うと、その分...
2016 04/25 21:06
人は安楽なときには仕事を怠け、苦しいときには励むものである。志も欲の少ないときには確立し、多欲多念のときにはだめになる。ゆえに苦難にあることは天命を知るきっかけとなり、不遇であることは発奮の素地となる(藤田東湖)。 ◇読んで思ったこと:うまくいかない境遇に不平をいったところで何も解決しない。その環境から抜け出す方法を考えよう。 境遇は...
2016 04/19 06:38
止どまるところをわきまえると、それによって危険を免れることができる。 ◇読んで思ったこと:やり足りないのもよくないが、やりすぎるのもよくない。 ◇引用元:金谷治訳注「老子」講談社学術文庫
2016 04/06 11:34
人に対してあれこれ非難してはならない。美点ならば取り上げてもよいが、悪い点はどこまでもかくしてやるように心得えなさるがよい(北条重時)。 ◇読んで思ったこと:人を非難している人は、そのあと誰かに非難されている。 ◇引用元:桑田忠親「武士の家訓」講談社学術文庫